カテゴリー「厚紙製鼻笛全般」の記事

2015年7月12日 (日)

開口部を切り抜く時

開口部を切り抜く時、開口部の上に定規を置くと、切り過ぎたり、切足りなかったりします。開口部を隠してしまっているのですから、無理もありません。ちょっと慣れが必要かもしれませんが、開口部を隠さないように定規を置いて下さい。そのほうが、きっとうまくいきます。


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写真紙と写真印画紙

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写真紙は吸水性があり、写真印画紙は吸水性がありません。いずれも用紙の裏面の話です。
写真紙の方が、加工・接着が容易です。また、インクジェットプリンタでの印刷は可能です。
写真印画紙の方が、鼻笛としては長持ちします。インクをはじくのでインクジェットプリンタでの印刷には向いていません。一般的に、写真印画紙の方が、少し高価なようです。

2015年1月 4日 (日)

ハガキ鼻笛の用紙について

 自宅から一番近い100均が「Seria」だったので、もっぱらこちらの50枚入りのハガキを使っていました。振り返れば300個くらいのハガキ鼻笛を作っていると思われますが、何の問題も感じた事はありません。
 たまたま「DAISO」の50枚入りのハガキを使ったところ、紙質の違いから腰が無く、強度的にハガキ鼻笛向きではない事が分りました。良く使う浸透性の樹脂を塗布しても、あまり改善されませんでした。本来の用途以外の使い方をしているのですから仕方ありませんが、ハガキ鼻笛ファンの方には御迷惑をお掛けした事と思います。申し訳ありませんでした。
 ハガキじゃなくてケント紙を使ったとか、写真紙を使ったとか云うレポートを頂いていたのですが、気が付くのが遅くて申し訳ありません。とりあえず現在把握している事を、以下に記しておきます。いろんな組み合わせが考えられるので、私一人で試せる事にも限界があります。皆様からも、色々情報を提供して頂きたく、宜しくお願いします。

○各用紙の大きさ
89x127 写真紙L版
100x148 ハガキ(郵便番号枠が付いている事が多い)
105x148 A6サイズ(A4サイズの1/4)
102x152 写真紙KGサイズ(条件付きでハガキとしても使える)
127x178 写真紙2L版

○各用紙の表面加工
 無加工品 ケント紙とか画用紙とか。
 インクジェット用ハガキ
 写真紙 (裏面に吸水性がある)
 写真印画紙 (裏面に吸水性が無い)

 このうち写真印画紙の裏と写真印画紙の表の接着では、木工ボンドは使えません。両面テープとかテープ糊の強力型で、できればポリプロピレンに対応しているものが良いと思われます。瞬間接着剤でも付くのですが、結構時間が掛かるうえ、硬化後は弾力が無いのであまりお勧めしません。ポリプロピレン用の接着剤も、用法を守れば良く付きます。ただ、いずれも接着時の微調整がほとんど出来ません。

 今回Volboxで販売させて頂いたr型のものは、写真印画紙にハガキ製のパーツを接着し、そのパーツに浸透性樹脂を塗布しました。また丸味を付ける為に、ストーブで軽く炙りました。高画質写真紙で作った鼻笛は、汚れが付いても軽く拭けば取れますし、呼気の水分を吸収する事もありませんので、長く使えると思います。

 私が使っている浸透性の樹脂は「木固めエース」という名称で、木製食器にも使われているものです。そんなこんなで、試作品の山ができていくのでした。

 郵便局のハガキは発色・強度とも良好です。使用済みのハガキを使うのも有りでしょう。書き損じハガキは、郵便局で手数料を払って交換した方がいいでしょうけど。

2014年8月10日 (日)

かわいい鼻笛お面

鼻笛仮面の発展型です。作風で分ると思いますが、これらも北海道の方の作品です。
ここまで完成度を高めるまでには、ずいぶん試作を重ねられtた事と思います。ありがとうございます、私はとても嬉しいです。

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かわいい鼻笛

こんな鼻笛を作っておられる方がいます。もはや、「ハガキ鼻笛」とは呼べないですね。これらも、北海道の同じ方が作っておられます。

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2014年7月31日 (木)

綺麗な鼻笛

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北海道の方なんですが、綺麗な用紙を使っておられます。もちろん印刷ではなく、一つ一つ型紙を当てて形を写しておられます。実際やってみると、なかなか集中力と根気のいる作業です。
こういう風に色々工夫して頂いて、とても喜んでおります。

2014年1月 1日 (水)

ハガキ鼻笛の耐水について

○ハガキに透明梱包用テープを貼るという方法
透明梱包用テープの材質はポリプロピレンで、ポリプロピレン用の接着剤が必要となります。
取扱に注意が必要で、小さいお子さんにはお勧めしません。
ポリプロピレン用の両面テープもありますが、パーツを良い位置に一発で決めなければなりません。
全ての幅広テープを試した訳ではありませんので、接着剤の相性とかの情報をお願いします。
  
○ハガキではなく、市販されている耐水紙を使う方法
レーザープリンタをお持ちなら、いい方法だと思います。インクジェットプリンタは使えません。
木工用ボンドとか水性サインペンとか、水溶性のものは使えません。
私は、ゼリー状の瞬間接着剤を使っていますが、パーツを思ったところに付けるのは難しいです。
こちらも、小さいお子さんにはお勧めしません。また、切断面からは吸水する事があります。

○ハガキではなく、樹脂板等を使う方法
硬質のものは肌を傷付ける事があるので、軟質のものをお勧めします。
私は、アクリサンデーの「PPクラフトフィルム 0.2mm」で、お試し版を作りました。
これも材質はポリプロピレンなので、ポリプロピレン用の接着剤が必要となります。
直接印刷出来ないので、特殊な透明シールに印刷して、それをクラフトフィルムに貼りました。
こちらは、「完成品を提供する」という事にならざるを得ないですね。

○ハガキに耐水加工する方法
ハガキ鼻笛の完成後、浸透性の樹脂を塗布します。耐水性と共に強度も上がります。
強度があるので大型化が可能です。印刷面を大きく取れるので、色々デザインできるでしょう。
この樹脂は、木製の食器にも使われているものなので、安全性は確保出来ていると思います。
木工をやっている方はご存じだと思いますが「木固めエース」という商品です。
こちらも、「完成品を提供する」という事にならざるを得ないですね。

○ハガキに塗装する方法
ハガキ鼻笛の完成後、スプレー塗料で塗装すると耐水性は期待できるでしょう。
それを肌に接して問題無いか? 安全か? という疑問が残るので、お勧めしません。
なにか有益な情報があれば、是非教えて下さい。

◎ダメになったら、また作るという方法
いまのところ、これが一番安全で、結局コストも掛からないと思われます。
演奏が終わったら、形を整えて乾燥させると長持ちします。
そのうち鼻笛の方が顔に合わせて変形してくれるので、オンリーワンのマイ鼻笛となるでしょう。
また、2~3個作っておいて交互に使って頂くといいのではないでしょうか。

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